旅の効果
こんばんは。
暑い日が続きます。名古屋は40度を超えたみたいですね。暑すぎる。
さて、いきなりですが、今回はサッカーではなく僕自身が好きな旅についてお話しします。
僕は知らない街にフリープランでふらふらっと行くことが好きで、ある日思い立ったように突然家を出ます。
移動手段は主に電車。夜行バスを使うこともありますね。
季節限定ですが、青春18切符で鈍行電車の旅が好きです。もちろん新幹線の移動も快適で大好きです。
ちなみに鈍行電車で学生の頃東京から下関まで行きました。(日本海側経由楽しかった)
鈍行電車の良さは時間がゆっくりあって、それぞれの世界があることです。
それぞれの世界についてですが。
各駅に止まるので時間がかかるのは当然です。
ただ、地元の人達が乗り降りするので、その人達の会話が聞こえてきます。
これ聞くと、「ああ、自分旅してるなあ〜」という気分になります。
特に方言とかは地域性が出るし、自分の話す言葉と違うものを耳にするのってとても新鮮です。
非日常の世界に入れる。
あと、日本って広いなーと感じます。
広いと同時に自分がいかに小さな存在で狭い社会で生活しているかと感じますね。
鈍行電車は新幹線や特急電車に比べるとその地元の人が使う傾向があるので、その人達の世界に少しだけ入れるんです。普段いる自分の世界から他の世界に。
いや、何を言ってるんだって?人の会話を盗み聞きしてるのかと。
半分当たりです笑笑
聞き耳立てているつもりはないのです。
ただ、その電車にはその人達の世界があり、そこには旅人Aとしての自分が登場しています。
何かに例えると、映画「阪急電車」は様々な境遇の人達が一つの阪急今津線という路線の電車に登場し、それぞれの世界にさりげなくみな脇役として登場してきます。
そして微妙に電車内という同じ空間を共有する。
誰かが主役の人生は必ず誰かが悪役になり、脇役がいる。
最近共感した言葉です。
結局何が言いたいかと言いますと、自分が小さい存在だなと感じることで、悩みもくだらないなーと思ったりできることです。
もちろん、悩みの程度によって完全に忘れて、リラックスは難しいですが、非日常の世界に入って少しだけ忘れて、切り替えができる。
それが自分にとっての旅なのです。
だから非日常の世界に入るためにこれからも極力鈍行電車の旅を続けて行きたいです。